FXを始めた頃は、よく思っていました。

「誰かが相場を操作しているんじゃないか」
「大口が個人投資家を狙っているんじゃないか」
「自分が買うと下がり、自分が売ると上がる」
そんなことばかり考えていました。
でも1年以上毎日ドル円を見続けていると、少し考え方が変わってきました。
確かに大口投資家はいます。
銀行もいます。
ヘッジファンドもいます。
輸出企業も輸入企業もいます。
でも、彼らは私を狙っているわけではありません。
世界中の人が、それぞれの事情で売ったり買ったりしているだけです。
だから相場は誰か一人の思い通りにはなりません。
最近、ドル円が160円を超えて大きく動いています。
「介入が来る」
「161円に行く」
「円高になる」
いろんな意見があります。
でも結局、誰も未来はわかりません。
昨日まで上がっていた相場が急落することもあります。
逆に大きく下がったと思ったら、翌朝には元に戻っていることもあります。
その不確実さがFXの面白さだと思うのです。
私が最近楽しいのは、お金そのものよりも、
「人間の心理」
を見ることです。
上がると強気になり、
下がると弱気になる。
利益が出るともっと欲しくなり、
損失が出ると祈りたくなる。
チャートを見ているようで、自分自身を見ている感覚があります。
誰かが儲けるために相場が動いているのではありません。
世界中の人の思惑がぶつかり合って、その結果としてチャートが動いているだけです。
だからこそ面白い。
そしてだからこそ難しい。
最近の私の目標は、大儲けではありません。
10ピップス。
15ピップス。
小さな利益を積み重ねることです。
その積み重ねが、いつか夫婦でアイルランドへ旅行する資金になるかもしれません。
昔は夢でした。
今は目標です。
焦らず、欲張らず、相場と付き合っていきたいと思います。
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